1.汚れの元を取り除きます。

水溶性の汚れなら、まずはティッシュや乾いた布で吸い取ります。バターなどの固形の汚れなら、フォークなどで取り除きます。いたずらに水で濡らしたり、こすったりして、汚れの範囲を広げないことが大切です。

2.何の汚れかを知った上で対処します。
原因によって除去方法は異なります。住宅内での汚れの原因は、大きくわけると水溶性の汚れ、油性の汚れ、泥に大別できます。原因を確かめてから、それに応じた対策をとってください。

3.洗剤などを使うときは少しずつ。
洗剤や、ベンジンなども、量が多いと汚れの原因になります。洗剤は水で薄めて、ベンジンは少しずつ慎重に使って下さい。汚れがとれた後、綺麗な雑巾で洗剤分を取り除くことも忘れずに。あせって洗剤やシミ抜き剤を大量に使うと、逆に汚れを広げます。尚、洗剤は中性洗剤をご使用下さい。それ以外の洗剤を使用するとパイルが変色することがあります。

4.汚れを広げない。
汚れの周囲から中心に向かって拭くようにします。汚れを広げないように注意して下さい。

5.漂白剤や消毒剤は使用厳禁。
どちらもカーペットの変色をまねいたり、汚れやすくなったりします。

素材によっては専門家に
カーペットによっては取り扱いがデリケートなものがあります。カーペットの隅で色落ちチェックするのはもちろん、とくに高価なシルクやウールの手織りカーペットなどは専門家に相談してください。